ゴロゴロしてても太ももをほっそりさせたい!そんなナマケモノさんは、寝ながら太ももを細くできるダイエット法に挑戦してみてはいかがでしょうか。
体重が落ちてダイエット成功!と思いきや、太ももが結局太いまま…なんてことありませんか?スッキリとした魅力的な太ももを手に入れるためには、その部位に合わせた痩せ方を取り入れる必要があるんです。
そこで今回は、すっきりしたキレイな太ももを目指すための、寝ながらダイエットをご紹介します。太もも痩せに悩んでいる人はぜひ試してみてください。
寝ながらダイエットで太ももをスッキリ!
ダイエットで太もも痩せを実現するには、下半身のむくみを解消するストレッチがおすすめ。下半身がむくんでいると、いくら上半身が痩せていても、体の全体像がなんだか太っているように見てしまうものです。
とくに太ももの筋肉が固まったままでは足の血流が悪くなって、むくみの原因である血液や老廃物が下半身にたまりやすくなります。
太ももストレッチを寝る前やくつろいでいるときに意識的に取り入れることで、筋肉をほぐして下半身の血の巡りを良くしましょう。
太ももストレッチは痩せやすい体質をつくる
凝り固まった太ももをストレッチで柔らかくすれば、全身の血流も改善されます。上半身と下半身の血液の流れがスムーズになることで血行が良くなり、体の細胞が活性化されて代謝力がアップします。
代謝力はダイエットには必要不可欠なものです。代謝を高めることで、消費エネルギーが増えて、痩せやすい体質になれます。
つまり、太ももストレッチは、女性のなやみであるむくみの改善だけでなく、代謝機能の向上により、太ももの脂肪はもちろん、全身の余分な脂肪を減らして、つきにくくする効果があるんですね。
寝ながら太もも痩せ!お手軽ストレッチ法
では、具体的なストレッチ法を見ていきましょう。全てのダイエット法が寝ながらできるので、時間を上手く活用しながら、ちょっとしたエクササイズとして行なってみてください。
①下半身をほぐす「乙女」ストレッチ
このエクササイズは、うつ伏せになって頬杖をつき、かかとでお尻をけるようにバタバタと動かすストレッチ法です。その仕草がまるで乙女のようなので、「乙女ストレッチ」なんて呼ばれることも。
- うつぶせに寝る
- 両手で頬杖をつく
- 両ひざを90度に持ち上げる
- 右ひざを伸ばして、左ひざを曲げる
- 左ひざを伸ばして、右ひざを曲げる
- この動きを、20~30回繰り返す
このストレッチは、ふくらはぎや太ももの筋肉をほぐすのに適しています。下半身の固さがとれることで下半身に滞った血液の流れが改善されて、高いむくみ解消の効果が期待できます。
ひざを曲げるときは、お尻にかかとがきちんと当たるように曲げましょう。
このストレッチなら本を読んでるときや電話をしてるときなど、いろんな寝転がっている場面で使えるエクササイズなので、下半身のむくみに悩まされている人はぜひ活用してください。
②骨盤矯正で太もも痩せ
骨盤矯正はダイエットにとって大切な要素。骨盤が歪んでいると、血液やリンパの流れが悪くなったり、内蔵の機能が低下したりして基礎代謝が落ちてしまいます。これでは、太もものダイエットだけでなく、体全体のシェイプアップにも悪影響ですよね。
そこで、骨盤を元の位置に戻しつつ、太もも痩せにも効果のあるストレッチを試してみてください。
- 足を肩幅に開いて、仰向けに寝る
- 両ひざを直角に上げる
- 両手でひざの外側を押さえる
- 足を内側から外側に開くように力を入れる
- これを、10秒間キープ
- 次は反対に、両手でひざの内側を押さえる
- 足を外側から内側に閉じるように力を入れる
- これを、10秒間キープ
- この動作を、5回繰り返す
骨盤の歪みは、とくに下半身に脂肪がつきやすくなるので、普段から骨盤の位置を整えてあげることが大切です。もしも最初、5回繰り返すのが辛い場合は、3回程度から始めてみてください。
③ひざ抱えストレッチ
これも仰向けに寝転がって行うダイエット法です。寝ながらひざを抱え込んで、太ももをお腹にぎゅーっと近づけることで、太ももや股関節、腰をしっかりとストレッチできます。誰でも手軽にできる簡単なストレッチですが、高い効果を期待できます。
- 仰向けに寝る
- 両ひざを両手でかかえる
- 息を吐きながら、太ももをお腹に近づける
- これを、5秒間キープ(普通に呼吸してOK)
- 息を吐きながら、頭を起こして体を丸める
- これを、10秒間キープ(普通に呼吸してOK)
太ももをお腹に近づけるときは、しっかりとお腹に引き寄せてください。硬い床の上でやると、背中を傷める場合があるので、お布団やたたみ、カーペットなどの上でストレッチすると安心です。
このストレッチは、リンパが集中している股関節もほぐせるので、溜まりやすい老廃物の排出にも役立ちます。さらに、腰痛の改善や便秘解消にも効果的な運動方法なので、太もも痩せに限らず取り入れたいストレッチです。
④足パカ体操
最後は、すこし体力のいる運動です。太ももダイエットでは、筋力アップも大切な要素です。足を上げてパカパカと広げたり閉じたりするストレッチを行うことで、太ももの内側をしっかり伸ばしつつ、筋力アップによる引き締め効果も狙っていきましょう。
- 仰向けに寝る
- 両足を天井に向けて持ち上げる
- 足首を曲げたり伸ばしたり、20回繰り返す
- 仰向けの元の態勢に戻る
- 両手を横に広げる
- 足を天井に向けて持ち上げる
- 足を広げて、5秒間キープ
- 両足を閉じて、かかとをくっつけて、5秒間キープ
- 手順7~8を、10回繰り返す
このストレッチは、かなりももの内側が伸びているのが実感できるはずです。前半部分の足首の曲げ伸ばしは、ふくらはぎを伸ばして血液の滞りを改善する効果があるので、太もものストレッチと一緒に行うことで、さらに下半身のむくみ解消につながります。
セルライト対策にも効果的
太もものストレッチはセルライトの除去にも効果的です。お肌の表面がデコボコした状態になって見た目にも残念な感じになるセルライトは、脂肪と老廃物が原因です。この2つが時間をかけて結合することで、セルライトが作られます。
とくに太ももの裏側はセルライトができやすい場所と言われています。セルライトは、一度できてしまうと、なかなか除去するのが大変ですが、太ももストレッチすることで、結合した脂肪と老廃物が分解されて、なめらなかお肌を取り戻せます。
セルライト除去は時間はかかりますが、コツコツと毎日ケアし続けることが大切です。セルライトに悩んでいる人は、根気よく続けてみてください。
まとめ
寝ながらダイエットで太もも痩せを目指すのなら、血液やリンパ、老廃物などの滞りを改善して、良好な流れを生み出すことがポイントです。
ただし、今回ご紹介したダイエット方には即効性はありません。あくまでもこつこつと続けていくことが大切になります。
固まった太ももや股関節などをストレッチで柔らかくすることや、骨盤のゆがみを整えたり、ほどよい筋力がつくようなトレーニングをしたりすることで、スラッとした綺麗な太ももに少しでも近づきたいですね。