ナマケモノのながらダイエット

麦茶の痩せる効果と飲み過ぎについて – 飲みながらダイエット7

麦茶の痩せる効果と飲み過ぎについて – 飲みながらダイエット7

麦茶は、夏の水分補給の定番的な飲み物。昔から日本人に親しまれてきたポピュラーなお茶で、その存在を知らない人はいないと思います。

でも、そんな麦茶にダイエット効果があると分かって飲んでいる人は少ないのではないでしょうか。実は麦茶には、新陳代謝のアップや水太りの改善など、ダイエットに効果的な嬉しい作用がたくさん秘められているんです。

今回は、麦茶のもつ痩せる効果や上手な飲み方、飲み過ぎによるデメリットについてご紹介。効果的な飲みながらダイエットで無理なく手軽に痩せましょう!

麦茶の痩せる効果って?

麦茶は、ダイエットに適した体内環境をつくって、効率の良い痩せ方をサポートしてくれます。

血流改善でヤセ体質に

麦茶の香ばしい独特の香りをつくっている「アルキルピラジン」という成分には、血液をサラサラにする効果があります。また、麦茶を飲んで水分補給することも、血液の水分量を増やして血行を良くすることに繋がるので、より血流が良好になります。

血行が改善されると、酸素や栄養が体の隅々まで行き渡るようになり、内臓の働きを低下させる毒素なども排出しやすくなるので、新陳代謝がアップして「痩せやすく太りにくい体質」になれます。

デトックス効果

体の巡りが悪くなると、体内に余分な水分や塩分、老廃物などが溜まってしまって、むくみや水太りの原因になります。また、代謝機能も低下してしまうので、太りやすくなってダイエットの足をひっぱることに。

麦茶には、デトックス効果をもつ、アミノ酸の「GABA(ギャバ)」やミネラルの「カリウム」が含まれているので、余分なものを体外へスムーズに排出することを助けてくれます。

便秘の解消

麦茶には便秘を解消する効果があるので、不要な脂肪や老廃物がスムーズに排泄できて、ダイエットしやすい体内環境をつくれます。

麦茶の原料である大麦は食物繊維が豊富で、ご飯(白米)に比べると、およそ17倍の量と言われています。さらに、麦茶にはカフェインやタンニンが一切含まれていないので、便の水分が奪われることがなく、排便しやすい便の軟からさを保つことができます。

また、腸の働きを整える作用もあるので、便秘解消はもちろん、下痢などの腸の不調を改善することも期待できます。

麦茶ダイエットのやり方

麦茶ダイエットのやり方は、毎日麦茶を飲み続けるだけなので、気軽に取り組むことができますし、ストレスなく続けることができるはずです。

  • 飲む量は、1.5リットル/日
  • 数回にわけて飲む
  • 常温かホットで飲む
  • 軽めの運動をプラス

麦茶ダイエットでは、麦茶を一日「1.5リットル」飲みます。ちょっと量が多いと感じるかもしれませんが、一回につき「コップ一杯(200ml)」程度を、朝・昼・夜など数回に分けて飲めばいいので、さほど難しくはないと思います。

一気に麦茶を大量に飲むことは、体を冷やしてダイエットに大切な代謝力を低下させる原因にもなるので気をつけてください。また、夏場に麦茶を飲む場合、冷蔵庫でキンキンに冷やしてから飲みたくなりますが、「常温」で飲むよう心がけましょう。

ホット麦茶がおすすめ

さらに代謝機能を高める方法として「ホット麦茶」がおすすめです。体の芯まで温まって新陳代謝がアップするので脂肪が燃焼しやすくなりますし、温めることで麦茶の香ばしさも一層引き立ちます。

また、コーヒー好きの人は、ミルクや豆乳を入れて「麦茶オーレ」にして飲むのもおすすめ。麦茶を濃い目に作ることで、コーヒーに似た風味を楽しめます。

麦茶はノンカフェインなので、おやすみ前に飲む温かい飲み物としても最適です。ホット麦茶を飲んで体を温めてから就寝することで、眠りに入りやすくなって睡眠の質も高まります。

軽めの運動で「脂肪燃焼」しよう

麦茶そのものに脂肪燃焼の効果はありません。あくまでも血行促進などで代謝力を高めて、「脂肪が燃えやすい体」になるだけです。そのため、日頃から脂肪を燃焼するための運動を心がけることが大切です。

とはいっても、ジョギングなどの運動を無理に行なう必要はありません。脂肪が燃えやすい体になれば、エレベーターを使わずに階段を登ったり、バスに乗らずに駅まで歩いたりするなど、いつもより運動量を少しだけ増やすだけでも効果的にダイエットできます。

麦茶の飲み過ぎは太る?

夏の暑い時期には、つい麦茶を飲み過ぎてしまいがちですが、ダイエットどころか逆に太る原因になってしまうので要注意です。

麦茶は「1杯あたり2kcal」とローカロリーな飲み物ですが、水分の摂りすぎにより、むくみがひどくなったり体が冷えて血行が悪くなったりすることで、老廃物などが溜まって太りやすくなりますし、リバウンドしやすくなります。

その他にも、下痢や腹痛、消化不良、胃の荒れ、吐き気などの原因になることもあるので注意してください。

まとめ

麦茶は、飲み過ぎに注意さえすれば、ダイエット効果だけでなく、お肌の老化防止やガンの予防など美容や健康の面でも役立つ体にやさしい飲み物です。夏場は常温、冬場はホットを心がけて、麦茶の効果を高める飲み方を取り入れてみてくださいね。

Share

RELATED ARTICLES