ナマケモノのながらダイエット

お水で痩せる効果と上手な飲み方 – 飲みながらダイエット1

お水で痩せる効果と上手な飲み方 – 飲みながらダイエット1

お水ダイエットは、効果的なお水の飲み方をすることで、痩せやすい体をつくることができるダイエット法です。

普段はあまり意識せずにお水を飲んでいる人も多いと思いますが、量や時間帯、温度などの飲み方に気を使うことで、お水のもつパワーを最大限に活かしたダイエットが行えるんです。

今回は、お水を飲むことで得られる効果や、お水ダイエットを効率よく行うための方法についてご紹介。ただの水と侮っていると、せっかくの「痩せ体質」を手に入れるチャンスを逃してしまうかも!

お水ダイエットの効果!痩せる理由って何?

お水ダイエットが痩せると言われている理由は、ダイエットに必要不可欠な「痩せ体質」をつくるのに効果的だからです。

私たちの体は、60~65%が水分で出来ているので、お水を飲むことは美容や健康だけでなく、生命維持としてもとても大切なこと。ということは、もしも水分不足に陥ってしまったとしたら、体質への影響も大きそうですよね。

では、そんな「お水」にはどんな嬉しい効果があるのか見ていきましょう。

代謝が上がる効果

代謝はダイエット成功に深く関わっているもの。代謝が悪いと、脂肪の燃焼力が低下したり、体に老廃物などの余分なモノが溜まったりすることで、肥満の原因になります。

お水を飲むことは、代謝力を高めて痩せやすい体質へと導いてくれる効果があるんです。

代謝低下や体の不調の多くは、「血行不良」によるものと言われていますが、スムーズな血流を維持するためには水分補給が欠かせません。これは血液のおよそ5割が水分であるために、体内のお水が足りない状態になると、ドロドロ血液になって血流が悪化してしまうことが原因と考えられています。

便秘を解消する効果

お水には、ダイエットの大敵である便秘を解消する効果もあります。一般的に、便秘解消には食物繊維が良いと知られているので、お通じを良くしたい人は、積極的に野菜などを摂っていると思います。

しかし、食物繊維の効果を効率的に得るためには、お水の存在がポイント。腸に届いた食物繊維は、水分を吸収して膨れたり柔らかくなったりすることで、便通を良くする効果を高めます。

しっかりとお水を飲むことで腸の働きを助けて、ポッコリお腹を改善していきましょう。

食欲を抑える効果

食前にお水をたっぷり飲めば、胃が膨れるので少ない食事量でも満足感を得やすくなります。さらに、食物繊維などの食物が水分を吸収して胃の中で膨れることも満腹感を強くします。

その他にも、胃酸が多いと食欲が増すと言われているので、お水を飲んで胃酸を薄めることで食欲を抑える効果が期待できます。

お水で食欲を上手にコントロールできれば、摂取カロリーを抑えられるのでダイエットには嬉しいですね。

デトックス効果

体内に残った毒素や有害物質などの老廃物は、新陳代謝を低下させて痩せにくい体質を引き起こす原因になります。さらに、お肌のターンオーバーが乱れて、スキントラブルにつながることも…。

通常、これらの老廃物は、汗や尿、便によって体外に排出されますが、お水をきちんと飲んでいなければ体の水分量が足りずに、汗や尿などで排出しにくくなります。

お水をしっかり飲んでデトックス効果を高めて、体の中をすっきりキレイに洗い流しましょう。

お水で痩せる方法&上手な飲み方

お水ダイエットでは、単にガブガブと飲み続ければ痩せられるわけではありません。効果的に痩せるために心がけておきたい方法があります。

飲む量は、体重の4%

よくモデルやタレントさんが美の秘訣を聞かれたときに、「お水を一日2リットル飲んでます」なんて答えたりしますよね。でも、それを真に受けて自分も2リットル飲めばいいんだ!なんて思っちゃうのは良くないようです。

一日のお水の摂取量は、体重や体脂肪によって違いがあるので、飲むべき量は人それぞれなんです。

目安としては、「体重の4%」の量の水を飲むのが理想的とのこと。よく言われる2リットルで考えるのなら、「体重が50kg」の人が飲む量ということになります。

あまり飲みすぎてしまうと、「水中毒」になる危険性もあるので注意してください。

食前にコップ2杯

お水ダイエットでは、お水を飲むタイミング(時間帯)も重要です。お水を飲むことで食欲を抑えるためには、「食事の前」に飲むのが効果的です。

海外の研究では、食前に「コップ2杯分」のお水を飲むことで、食事の摂取カロリーを「75~90カロリー」も抑えれることが分かっています。

ただし、食事中にたくさん水分補給してしまうと、消化能力が弱まって消化不良の原因になるので注意してください。また、お風呂上がりや運動後、のどが渇いたときには、こまめに水分補給することも忘れないでください。

冷たいお水は控える

冷たいお水は、体を冷やすことで代謝機能を低下させる原因になります。せっかく代謝を高めるお水の効果がこれでは台無し。

ダイエットのために飲むお水は、「常温」がベストです。夏などの暑い時期には、冷たいお水をグビッと飲みたくなりますが、ぬるめのお水で我慢することが大切です。

また、お水を沸騰させた「白湯(さゆ)」ならさらに効果的。体がポカポカと温まり血流が良くなって代謝機能が高まるので、痩せる体質づくりにとても役立ちます。

お水は、水道水・軟水・硬水なんでもOK

お水は、ミネラルウォーターなどをわざわざ買って飲む必要はありません。水道水でOKです。また、軟水や硬水などの種類がありますが、それも気にしなくて大丈夫です。

水ダイエットでは、お水の種類よりも、飲むタイミングや量などが重要です。毎日たくさん飲むわけですから、飲みやすいモノや経済的なモノなど、自分が続けられるような種類のお水を選んでみてください。

お茶やコーヒーじゃダメ!!

さすがに水ばかりじゃ飽きてきます。水分補給すればいいんだから、お茶やコーヒーでもいいのでは?と思ってしまいがちですが、お水ダイエットは、やはり「お水」じゃないと効果が得られないとのこと…。

お茶やコーヒーに含まれるカフェインには「利尿作用」があるので、お水の変わりとして飲むのは控えてください。

ただ、「絶対に飲んじゃだめ!」ということではないので、コーヒーなどを飲んだ後でも、きちんと水分補給することを忘れないようすることが大切になってきます。

体験談から見る「お水ダイエットの罠」

お水ダイエットは沢山の人が挑戦しています。「成功した!」と喜ぶ人もいれば、「ぜんぜん駄目じゃん!」ってガッカリする人もいたり…。

成功した人の共通点

成功した人の場合は、目安となる飲む量や時間帯などのタイミングなど、正しいお水の飲み方をきちんと守ったことが成功の秘訣のようです。

ネットの口コミをまとめてみると、期間としては早い人で「一週間」、遅くとも「半年」続ければ効果が現れるようです。体重減には個人差がありますが、一ヶ月で2~6kgくらい痩せたという声が多い印象です。

失敗した人の共通点

一方、失敗してしまった人達の共通点は、「飲みすぎ」が原因のようです。自分の体重に適した量を守らなかった(知らなかった)ことで、水分を摂りすぎて「水太り」してしまったという話が多々あります。

水ダイエットは正しい方法で行わないと、水分排出が上手く働かずに、代謝低下やむくみなどの原因になることがあります。

水だけで体重が増えた場合は一時的ですが、代謝が落ちで痩せにくく太りやすい体質になっていたとしたら、ダイエットが上手くいかないのもうなずけます…。

水ダイエットでは、食前に飲むことや常温や白湯で飲むことなど、代謝を向上させることを意識しつつ、自己流の飲み方を控えることが大事ですね。

まとめ

水ダイエットは、単に水を飲みながら行うだけでのダイエットなので、とても気軽に始めることができる方法です。しかし、水をたくさん飲めば痩せると勘違いしてしまうと、効果が得られないばかりか、かえって太りやすい体質になる恐れもあるので気をつけてください。

あくまでも、水ダイエットは短期間で体重をたくさん落とせる方法ではないので、気長に他のダイエット法と平行しながら取り組むのがいいかもしれませんね。

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