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炭酸水を飲むと痩せる効果とデメリット – 飲みながらダイエット4

炭酸水を飲むと痩せる効果とデメリット – 飲みながらダイエット4

炭酸水は飲みながらダイエットの強い味方。炭酸水を生活の中に上手く取り入れることで、無理なく痩せることができると人気です。

そんな炭酸水は、ダイエットだけでなく、美容や健康などにも色んな効果・効能があるとされていますが、正しい飲み方や活用方法を知っていないと、デメリットの方が大きくなってしまうことも。

今回は、炭酸水を飲んで痩せるダイエット法の正しいやり方をご紹介。なんとなく流行りだからといって炭酸水を使っている人は、一度自分の使い方を見返してみてください。

炭酸水のダイエット効果

満腹感を高める(食欲を抑える)

炭酸水を飲むことで、炭酸ガスにより胃の中が膨れて満腹感を得やすいという効果があります。食欲を抑えて食事量を減らすことができるので、ダイエット中には最適の飲みものですね。間食もしなくなるので、一日のカロリーコントロールがしやすくなります。

あくまで満腹感は錯覚ですが、上手く活用することで摂取カロリーを減らす味方になってくれます。

血行促進

炭酸水に含まれる二酸化炭素は、血中に溶け込むことで血管を拡張する作用があります。その結果、全身の血液の巡りが良くなって血行を促進する効果が期待できます。

ダイエットには血行促進は欠かせない要素です。血行が良くなることで代謝力がアップして、痩せやすい体質づくりに役立つだけでなく、美肌やアンチエイジングなどの美容効果も高まります。

血流が悪くなると、脂肪の燃焼に不可欠な酸素や栄養が不足してしまうので、太りやすい体になってしまうので要注意です。

便秘解消

炭酸水には腸の働きを活発にする効果があります。腸のぜん動運動が促進されることで、便秘解消によるダイエット効果が見込めます。さらに、炭酸水によって胃の粘膜が刺激されて胃酸分泌が促進されます。そのため、食べ物が胃に入っている段階でしっかり消化できることで、腸の負担が減って便秘になりにくくなります。

その他にも、炭酸水に含まれる二酸化炭素は浸透圧が高いので、硬い便に染み込んで柔らかくしてくれる効果があります。ほどよく便が柔らかくなるので便通が改善されます。

炭酸水を飲みながら効果的にダイエット!

炭酸水ダイエットは、ダイエットの王道である辛い食事制限や運動を気にすることなく、単に「飲むだけ」で痩せれるのが嬉しい利点です。

ダイエットが辛くて苦しいとストレスが溜まってどうしても挫折しがちですが、炭酸水ダイエットの場合は、無理なく継続的に行うことができるので、ダイエットを失敗しにくいメリットがあります。

とはいえ、正しくて効果的な飲み方や取り入れ方をしないと、せっかくの炭酸水の効果も「水の泡」になってしまいます……炭酸水なだけに。

炭酸水ダイエットの効果的なやり方をきちんと押さえて、飲むだけでシェイプアップを目指しましょう!

炭酸水は300~500mlを目安に

炭酸水で満腹感を得るためには、「500ml」飲むのが理想的とされています。

炭酸水ダイエットで失敗した!なんて人は、飲む量が足りていないことが原因かも。炭酸水は飲む量が少ないと、逆に食欲を増進させる作用があるので要注意です。

もちろん満腹感には個人差があるので、絶対500ml飲まないとダメというわけではありません。お腹いっぱいになりやすい人は、300mlくらいを目安にしてみてください。

食前が最適!炭酸水を飲むタイミング

炭酸水を飲むなら「食前」がおすすめです。炭酸水をしっかり飲んで胃を満たしておくことで、食事量を減らすことができます。また、おやつが欲しくなった時にも、炭酸水をまず飲むようにすると、余計なカロリーの摂り過ぎを防ぐことができます。

炭酸水の一日の摂取量は、多くても「2リットル」が上限と言われていますので、食事前に一気にごくごく飲むよりは、食事時間を見据えてゆっくりと飲み始めるのが効果的です。小腹が空くケースも減るので、間食願望も抑えることができますね。

食事もきちんと食べよう

炭酸水でお腹が満たされるからといって、食事の回数を減らすのはよくありません。あくまで炭酸水による満腹感で摂取カロリーを減らすことが重要なので、1日3食きちんと食べることは大切です。

当然ながら、炭酸水だけでは食事をすることの満足感や栄養は補えません。過度の食事制限は、リバウンドや食への欲求をより強くする原因にもなるので、炭酸水にばかり頼るのは避けてくださいね。

炭酸水は「常温」で飲もう

夏の暑い時期は冷たい炭酸水をぐいっと飲みたくなりますが、ダイエット効果を高めるなら「常温」で飲むようにしましょう。

冷えた炭酸水は、胃の働きを活発にしすぎて食欲を促進する働きがあります。さらに、冷たい飲みものを飲みすぎると、内蔵が冷えて体温が戻りにくくなるので、代謝低下の原因になることも。

常温の炭酸水を飲むほうが食欲抑制効果が高くなるようなので覚えておいてくださいね。

炭酸飲料はNG

当たり前ですが…、炭酸水がダイエットに良いからといって、炭酸飲料を選ぶのはNGです。一般的に炭酸飲料にはすごい量の糖分が含まれているので、ダイエット中はできるだけ控えることが重要です。

炭酸水ばかりじゃ飽きてしまうという人は、たまに柑橘系の果汁を絞って飲むのがおすすめです。レモンやライム、オレンジなどの柑橘類には、美容や健康はもちろん、ダイエットにも嬉しいビタミンなどの栄養素がたくさん含まれています。

飲みすぎはダメ!炭酸水ダイエットのデメリット

ダイエットに嬉しい効果が沢山ある炭酸水ですが、飲みすぎてしまうとデメリットになるケースも。以下のような人は注意してください。

胃が弱っている人

炭酸水には胃酸分泌を増やす働きがあるので、胃が弱ってるときに飲みすぎると、胃酸過多や胃の荒れ、胃痛が悪化する恐れがあります。また、逆流性食道炎の人も胃酸が逆流する原因になるので気をつけてください。

歯に問題がある人

炭酸水は酸性の飲み物なので、歯を傷める可能性があります。炭酸水の酸性は心配するほどの強さではありませんが、歯に問題を抱えている人は、炭酸が強すぎるタイプのものは控えたほうが無難です。

また、炭酸水を飲んだ直後に歯磨きをするのも控えましょう。お口の中が酸性になったときは、唾液を増やして中和するのが一番です。唾液が少ないと感じる場合は、キシリトールガムを噛んで唾液分泌を増やしてみてください。

下痢ぎみの人

下痢気味の人は、炭酸水の飲みすぎに要注意です。炭酸水の腸を活発にして便秘を解消する効果は、下痢のときには逆効果になります。

また、けいれん性の便秘の人は、炭酸でぜん動運動が活発になりすぎることで、ますます便秘症状が悪化するケースも。けいれん性便秘は、便秘と下痢を繰り返すのが特徴で、生活習慣の乱れや慢性的なストレスが原因とのこと。心当たりのある人は気をつけてください。

まとめ

炭酸水を飲むダイエットは、飲むタイミングや量、温度などに意識を向けることで、手軽に痩せることができる方法です。

メリットとデメリットをきちんと把握した上で取り組むことで、炭酸水を飲むだけで自分の理想の体型に近づけたら嬉しいですよね。

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