ナマケモノのながらダイエット

歩きながらダイエット④ ハイヒールで歩くと痩せる効果とコツ

歩きながらダイエット④ ハイヒールで歩くと痩せる効果とコツ

ハイヒールは女性ファッションの必須アイテム。オシャレやお仕事でよく履いている人も多いと思います。そんなお馴染みのハイヒールにダイエット効果があることをご存知ですか?

ハイヒールは、普通の靴を履いたときとは違った歩き方になるので、履きながら歩くだけでも自然と上半身と下半身を鍛えることができて全体のシェイプアップに繋がります。

今回は、ハイヒールを履いて行う歩きながらダイエットの効果やコツをご紹介。正しい歩き方や姿勢などのポイントをきちんと抑えて、無理なく手軽に痩せちゃいましょう!

ハイヒールで歩くと痩せる効果

ハイヒールで歩くと痩せる理由は、その「歩き方」にあります。ハイヒールはかかとを上げてつま先立ちのような歩き方をするので、ヒールのない靴とは違った位置に重心がきます。その結果、普段はあまり使わない筋肉を使って体のバランスをとろうとすることで、自然と筋肉を刺激することができるんです。

これはインナーマッスルを鍛えて、基礎代謝をアップすることに繋がります。基礎代謝が高まれば、普段通りの生活をしていてもカロリーが消費しやすくなって、「痩せやすく太りにくい」体になれます。

さらに、ハイヒールを履いて正しく歩くことは、見た目の悪い「O脚」の改善にもなります。お尻や太もも、ふくらはぎなどの筋肉を内側に引き締める効果があるので、細くてしなやかな美しい脚をつくるのにもピッタリです。

この他にも、つま先立ちによるエクササイズには、かかとを上下させる運動や、かかとのないスリッパを履くだけのダイエット法などがあります。それだけ、つま先で体重をささえる立ち方はダイエットに効果的ということですね。

痩せるハイヒールの選び方

ハイヒールを履いて歩きながらダイエットをするのなら、「ハイヒール」の選び方がポイントです。もしもデザイン優先で靴選びをしているのなら、この機会に自分に合ったハイヒールを見つけてみてくださいね。

① 無理のない高さのヒールを履く

まずは、自分に合ったヒールの高さを知ることから始めましょう。自宅で簡単に確かめる方法があるので試してみてください。

  1. 鏡の前に、裸足で立つ
  2. つま先立ちをする(5本の指が床にきちんと接しているか確認)
  3. そのまま、かかとを床につけずに歩く
  4. 歩いている時の、かかとの高さを確認

この方法でかかとの高さを確認すれば、「自分が無理なく体重を支えれるヒールの高さ」が分かります。つま先立ちが自然にキープできる高さを探ってみてください。

② 自分の足に合った靴のサイズや形を選ぶ

足の形は人それぞれ。自分に合ったサイズや形をきちんと見定めることが大切です。指先部分に余裕がなくてキツキツだったり、歩いているときにかかとが脱げてしまったりするようなハイヒールは履かないようにしましょう。

先端が尖っているモノよりは、丸みのあるデザインの方が足への負担が少なくて疲れにくいというメリットがあります。かかと部分も太めで安定感のあるモノが安心です。

ハイヒールで歩きながらダイエットするコツ

ハイヒール選びができたら、次は「歩き方」のコツです。ダイエットとしてはもちろん、全体的にスタイルがキレイに見える歩き方なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

① 正しい歩き方

ハイヒールの正しい歩き方は、「基本姿勢」と「歩き方」の2つを意識することが大切です。

基本姿勢のポイント

壁に背中を向けて立ち、後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとがキレイに垂直になるように立ちます。頭から天井に伸び上がるようなイメージでしっかりと体を伸ばしてください。ただし、無理に背筋を伸ばそうとして反り腰にならないように注意しましょう。

歩き方のポイント

歩き方は、かかとから着地して、つま先で蹴り上げるように歩きます。ヒザを曲げすぎないように気をつけながら、かかと、指のつけ根、足指へとスムーズな体重移動で進んでください。

イメージとしては親指側に体重がかかるように歩く感じです。外側に体重をかけて歩いてしまうと、お尻のたるみやO脚の原因になります。

背筋が曲がったり胸をハリすぎたりしないように注意して、お腹や背中などの体幹部分や、足の内側の筋肉を意識しながら歩くことで、お腹周りや太もも、ふくらはぎのダイエットに繋がります。

また、この歩き方は腰やヒザ、足首などへの負担も軽減でき、バランスよく体の筋肉を使うことができます。そのため、ダイエットに最適な歩き方であると同時に、長時間歩いても疲れにくい歩き方でもあります。

 

② 脚への負担を減らすインソール

ストッキングでハイヒールを履くと、足が前に滑りやすくなるので、姿勢良く歩くための妨げになったり、つま先に痛みを感じたりすることも…。

そんなときは、すべり止めの中敷き(インソール)を入れて歩くのがおすすめです。スムーズに歩けるようになるだけでなく足裏の負担も減るので、ガサガサの原因である角質や足まめを予防できます。

③ ハイヒールで歩いた後のケア

ハイヒールを長時間履いたときは、帰宅後に脚のケアをしてあげましょう。いくら負担の少ない歩き方をしても、ダイエット効果があるほどの歩き方ですから、脚は少なからずストレスを受けて疲れています。

例えば、ヒールを履くとアキレス腱が縮んだ状態になります。このままではアキレス腱が固くなって痛みがでることがあるので、帰宅後はアキレス腱を伸ばす運動を行なってください。普通に片足を後ろに引いて伸ばす方法でもOKですが、階段などを登るときに「かかと側に体重をかけながら」ゆっくり登るのが効果的です。

その他には、ストッキングを履いていた場合には、帰宅後すぐに脱いで引っ張りや締め付けから開放してあげましょう。そして、素足になった後は、指や足首、足裏などを軽くマッサージして、クールダウンさせることが大切です。

まとめ

ハイヒールによる歩きながらダイエットでは、足の形や筋力に合わせた「靴選び」や、負担の少ない正しい「歩き方」が大切になります。自分に合わないモノを履き続けていると、逆に足が太くなることがあるので注意してくださいね。

ハイヒールを上手に活用できれば、腹筋や背筋などの体のコアとなる部分をきちんと鍛えながら歩くことができて痩せやすくなります。ぜひ、街を歩くときや会社で過ごす時間を有効活用して、歩きながら理想の美脚を手に入れちゃいましょう!

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