ナマケモノのながらダイエット

座りながらダイエット① お腹痩せに効果的なイスの座り方3つ

座りながらダイエット① お腹痩せに効果的なイスの座り方3つ

椅子に座りながらお腹痩せを実現するダイエット法にチャレンジしてみませんか?現代では椅子に座っての生活が当たり前。お仕事から食事、リラックスタイムまで椅子の上で過ごす時間はどんどん長くなっています。

とくに、普段から仕事や勉強が忙しくてなかなか運動もできない…なんて人は、せっかくの「座っている時間」をダイエットに有効活用しない手はありません。

今回は、椅子に座りながらでも行なえるダイエット法をご紹介。テレビを見ているときや本を読んでいるときでも手軽にできる、効果的なウエスト痩せの方法を試してみてください。

椅子に座りながらダイエットでお腹痩せ!

① シャキッと姿勢を正すダイエット

ポッコリお腹などでお腹周りの贅肉が気になる…という人は、いつもの姿勢が「猫背」になっている場合が少なくありません。猫背は腹筋などの筋肉を使わない楽な姿勢なので、脂肪がお腹周りに付きやすくなる姿勢です。

筋肉が使われない場所は代謝機能が低下してしまうので脂肪が溜まりやすくなります。さらには、筋肉の収縮も減るので、血流が悪化してますます代謝力が落ちて、脂肪がつきやすい体質になっていきます。

つまり、猫背になってしまうような人は、椅子に座っているときに「シャキッと姿勢を正す」ことを意識するだけでも、お腹ダイエットに効果的というわけです。

注意したい座っているときの姿勢

椅子に座っているだけでもダイエット効果を高めたいのなら、「座り方」がとても大切。もしも、こんな座り方をしている人は、お腹周りにお肉がつきやすくなっているかも…。

  • 背中座り(ラッコ座り)
  • 脚を組んで座る
  • 前のめりに座る

以上のような座り方は、猫背の原因になる座り方です。ラッコのように背中や腰辺りで座る人や、脚を組んで座るときに乗っける脚と支える脚がいつも同じような人は、血液やリンパの流れが悪くなって、お腹周りはもちろん、背中や太もも、ふくらはぎまでもが太ってしまう原因になります。

また、仕事や勉強に集中するとつい前のめりになりがちですが、これも猫背になる原因になるので要注意です。お腹が脂肪のたまり場になるだけでなく、アゴ下のたるみや下半身太りなどにも繋がってしまいます。

お腹ダイエットに効果的な「座り方」のポイント

座りながらお腹痩せを実現するためには、猫背を改善して正しい姿勢で座ることがポイントになります。…とはいえ、猫背の人は今まであまり筋肉を使わず座っていたわけですから、急に正しい姿勢に治そうとしても結構な負荷のかかる腹筋運動のように感じて大変なはずです。

意識するあまり仕事などが疎かになってもいけませんし、最初から無理をすると辛くて挫折してしまうハメになることもあるので、まずは「気がついたときに正す」ように心がけてみて下さい。

自分で猫背になる座り方に気がついたら、「L字」になるように椅子に深く腰掛けてシャキッと姿勢を正すようにしましょう。イメージとしては、横から見たときに「耳たぶ→肩の中心→坐骨」の位置が一直線のライン上にあるのが理想と言われています。

でも、疲れたらいつもの姿勢に戻って休んでもOKです。気がついたときに繰り返し改善していくことで、自然とお腹ダイエットに効果的なエクササイズになります。

また、姿勢を正す前に背筋を伸ばすように「一回伸び」をすれば、正しい座り方にスムーズに移行しやすくなるのでおすすめですよ。

 

② 腹式呼吸でキュッとお腹痩せ

座りながら「腹式呼吸」を行うのもお腹ダイエットに効果的です。姿勢を正して座ることに加えて、お腹をへこませる呼吸法を行うことで、よりお腹周りが引き締まっていきます。

とくに、呼吸法と腹部の筋トレを合わせた「ドローイン」と呼ばれるお腹痩せの方法は、座りながらでも取り入れやすいのでおすすめです。

  1. 息を吐くときに、お腹をへこませる
  2. その状態を、30秒キープ
  3. 息を吸うときに、お腹を膨らませる
  4. これを10~20回繰り返す

息を吐くときは、しっかりと吐ききるようなイメージで行なってください。この運動を座っているときに意識的に行なっていくことで、体幹が鍛えられて基礎代謝がアップして、痩せやすく太りにくい体質へと改善できます。動画では、立った状態で行なっていますが、座りながらでも行なえるダイエット法なので、ぜひ試してみてくださいね。

 

③ 骨盤を意識して痩せる

座るときに意識したいもう一つのポイントが「骨盤の位置」です。座りながらダイエットをするためには、背筋を伸ばしてお腹周りの筋肉を使うことも大切ですが、骨盤を正しい位置へ整えてあげることで、よりダイエットに理想的な体づくりができます。

座ったときに骨盤を正しい状態にするには、「骨盤を垂直に立てる」ことが重要です。骨盤前傾(骨盤が前に傾く)になると、、反り腰になって腹筋が緩みたるみやすくなります。逆に、骨盤後傾(骨盤が後ろに傾く)では、下腹が出ておしりが垂れ下がる原因になるので要注意です。

座ってできる骨盤エクササイズ

  1. 椅子に浅く腰掛ける
  2. 骨盤を前に起こすように背筋を伸ばす
  3. お尻が浮くように左右に体を揺らす
  4. 骨盤を後ろに倒しながら、体を丸める
  5. 順番2の状態に戻す

2と4のときに、腹筋を意識しながらお腹に力を入れて、「5秒間」キープすると、さらにお腹痩せには効果的です。

 

骨盤クッションで矯正

もっと楽して骨盤を整えたいという人には、「骨盤クッション」がおすすめです。椅子に骨盤クッションを敷いて座ることで、上半身の体重が偏りなくお尻に伝わって骨盤を矯正してくれます。猫背も治って自然と正しい姿勢になれますよ。

クッションを選ぶポイントとしては、ある程度硬めのクッションを選ぶこと。骨盤クッションが柔らかすぎると、体がぐらついて骨盤を正しい位置に導くことができないので気をつけてください。

まとめ

座りながらにしてお腹ダイエットをしたい場合は、椅子に座るときに常に「正しい座り方」を意識することが大切です。しかし、最初は長時間続けるのは難しい面があると思いますので、一時間に数分から始めてみてください。

良い姿勢で座ることは、お腹痩せだけでなく、集中力を高めてストレスを軽減してくれる効果もあるので、お仕事やお勉強にもとても役立つものです。日頃から自分の姿勢が気になっている人は、ぜひこの機会に「美しい座り方」&「美しいをつくる座り方」を試してみてくださいね。

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