なぜか二の腕が太いだけで全体的に太ってみえますよね…。半袖やノースリーブを着たときにぷにぷに二の腕がさらされてしまうとやっぱり恥ずかしかったりします。
でも、二の腕はお腹や脚と違って、ダイエットする優先順位が低くて、ついつい疎かにしてしまいがちな場所でもあります。
今回は、座りながらでも手軽にできる二の腕のダイエット法をご紹介。毎日少しずつ続けるだけで「ほっそり二の腕」が手に入る方法なので、日頃から運動不足の人にも最適ですよ。
座りながら二の腕痩せするダイエット法
二の腕を細くするためには、「筋力UP」と「血行やリンパの流れを改善」することがポイント。この2つの改善法を組み合わせることで、「二の腕痩せ」と「二の腕太りの予防」がダブルに行なえます。
運動不足や長時間のデスクワーク、ブラジャーの締め付けなどにより、筋力低下や血行不良になってしまうと、老廃物や脂肪がどんどん蓄積されてしまって、ブヨブヨな二の腕に繋がります。
座りながらでも二の腕まわりをしっかり動かして、滞りをなくしたり筋力を上げたりして、太くなりにくいほっそり二の腕をつくっていきましょう!
① 本をつかった引き締めエクササイズ
最初の二の腕ダイエット法は、本をつかって行う座りながらエクササイズです。イスに座って両手で本を挟んでしばらくキープするだけの簡単な運動ですが、二の腕をきゅっと引き締める効果があります。
- イスに座る
- 両手を背もたれの後ろに伸ばす
- 手のひらで本を挟む
- 両肘を伸ばす
- これを、10秒間キープ
- この動作を、10回繰り返す
本を挟むときに指でもたないように注意してください。手のひらだけでしっかりと挟み込んで落とさないようにすることが重要です。慣れてきたら、本の厚み(重さ)を変えることで、無理のない程度まで負荷を大きくしてみてください。
② うしろ腕立てエクササイズ
次の座りながらダイエットは、床に座ってやる二の腕痩せエクササイズです。三角座り(体育座り)をしたら、手を後ろについてヒジを曲げ伸ばしする運動を行います。うしろにもたれながら腕立て伏せをするイメージです。
- 床に三角座りする
- 両手を後ろに伸ばして床につける
- ヒジをゆっくり曲げて体重をかける
- ヒジをゆっくり戻す
- この動きを、10回繰り返す
ひじの曲げ伸ばしのときは、ゆっくりと二の腕の筋肉が使われていることを意識することが大切です。雑に素早くやるのはNGです。
もしも、負荷が物足りないと感じるようになった場合は、お尻をもち上げながら行うとより効果的です。
この運動なら部屋でくつろいでいる時にいつでも気軽に行なえるので、自然に運動頻度を増やすことができるメリットもありますね。
③ たるみ解消リンパストレッチ
次は、二の腕をストレッチしてリンパの流れをスムーズにするダイエット法です。二の腕まわりをしっかり伸ばすことで、たるんだ脂肪を解消することができます。
- 手首をぶらぶらと振る(準備運動)
- 右腕を前に伸ばす
- ひじを曲げずに、二の腕を胸に引き寄せる
- 左腕をクロスして、さらに引き寄せる
- この状態を、5秒間キープ
- 腕を逆にして、もう一度
- 最後に手を上で組んで伸びをする
準備運動で手をぶらぶら振って、できるだけ関節を柔らかくしてから始めてください。ストレッチは強くやるすぎると痛みを感じる場合があるので、気持ちが良いくらいの強さにとどめておきましょう。
④ 二の腕まわりのリンパマッサージ
次の座りながらダイエットは、二の腕のたるみの原因となる老廃物の滞りを解消するリンパマッサージです。脂肪も分解されやすくなるので、筋トレや運動と併用すればさら痩せやすくなります。
- 左腕を前に伸ばす
- 左腕の下側を「指先から肩」まで、右手で軽く擦る
- 左腕の上側を「肩から指先」まで、右手で軽く擦る
- 二の腕をつまんでほぐす(たるみが気になる部分を)
- 老廃物が脇のリンパ節へ流れるように、親指で押し流す
- 左腕の親指を外側に向ける(手のひらが上にくるように)
- 二の腕の内側から外側へひねるようにマッサージ
- 最後に、順番(2)と(3)をもう一度行う
- 右腕も同様にマッサージ
リンパマッサージは、お風呂上がりなどの「体が温まっているとき」が一番効果的です。また、マッサージをする前に「ボディオイル」や「ボディクリーム」を塗っておくと、滑りが良くなるのでおすすめです。
⑤ 腕くるくるストレッチ
最後は、腕を伸ばしてくるくると動かす二の腕ダイエット法です。両手を前に伸ばして「腕全体」を回すように動かすことで、二の腕まわりが刺激されて引き締め効果が得られます。
- 両腕を前に出す
- 時計回りに、腕全体をくるくると回す(20回)
- 反時計回りに、腕全体をくるくると回す(20回)
- 両腕を左に伸ばす
- 腕全体をくるくる(時計回り・反時計回りを20回ずつ)
- 両腕を右に伸ばす
- 腕全体をくるくる(時計回り・反時計回りを20回ずつ)
両手を横(左右)に伸ばすときは、できるだけ上体をひねらずに行なうのがポイントです。二の腕がしっかり伸びていることを意識してください。慣れてきたら、少しずつ回数を増やしてみましょう。
まとめ
二の腕は普段あまり使わない場所なので、むくんだり筋力が落ちたりして、たるみやすくなっています。ぜひ、座りながらでもできる二の腕ダイエットを毎日の習慣にして、スッキリとした二の腕を目指してみてください。