ナマケモノのながらダイエット

座りながらダイエット② ポッコリお腹に効く運動6選

座りながらダイエット② ポッコリお腹に効く運動6選

ダイエットで痩せたい場所ナンバーワンといっても過言ではない「お腹まわり」。そんな残念なウエストを座っているときに軽い運動を意識するだけで、キュッと引き締めることができる方法をご存知ですか?

お腹の贅肉を落とすには、毎日時間をとってきちんと有酸素運動や筋肉トレーニングを続けないとダメと思っている人も少なくありませんが、意外と座りながらでもお腹痩せを実現することができるんです。

今回は、イスや床に座りながらでもダイエットが行なえるお腹痩せの運動をご紹介。ウエスト周りが気になっている人は、座っている時間を上手に利用することで、無理なく自然にクビレがつくれちゃうかも。

お腹をキュッと!座りながらダイエットの運動法

座りながらお腹を引き締める運動は、ダイエットがなかなか続かない人や、日頃から運動不足で腹筋が弱っている人に最適なダイエット法です。

体に強い負荷を与えるような運動ではないので、無理なく継続的に行なっていけるメリットがあります。

① もも上げ「キープ」運動

まずは、イスに座りながら行なえるエクササイズ。背もたれのあるイスに深く座ったら、両もも(両ひざ)を持ち上げてキープするだけの運動です。自然とお腹周りに力が入るので、たるんだお腹をキュッと引き締める効果が期待できます。

  1. イスに深く座る
  2. イスに手をついて上半身を支える
  3. 息を吐きながら、両ももを持ち上げる
  4. これを、3秒間キープ
  5. 息を吸いながら、ゆっくり下ろす
  6. この動作を、5回繰り返す
  7. 手を組んで上に持ち上げ伸びをする
  8. これを、10秒間キープ
  9. 力を抜いて手を下ろす
  10. この動作を、5回繰り返す

イスには深く座るようにしてください。両ももを持ち上げるときは、下腹部に力が入っていることを意識して行うとより効果的です。肩に力が入りすぎたりあごが前に出たりしないように「姿勢」にも注意しましょう。

両手を上に上げて伸びをするときは、状態が後ろに反るようにして、上に引っ張られるようなイメージで伸び上がります。この動作は、お腹の筋肉を伸ばすための運動なので、お腹周りがしっかり伸びていることを意識してみてください。

② もも上げ「繰り返し」運動

次も、もも上げによるお腹痩せエクササイズですが、今度はイスに浅く座って、両ももの上げ下げを繰り返す運動になります。より負荷の強い筋トレになるので、お腹のたるみの解消から、本来の正しい姿勢やバランスを取り戻すことにも役立ちます。

  1. イスに浅く座る
  2. 脚を直角にして、ひざをくっつける
  3. 手をももの上に軽くのせる
  4. 両ももを上下に動かす
  5. これを、20回繰り返す

この運動では、もも上げキープ運動よりも、出来るだけももを高く持ち上げるように行います。脚を上げるときに上体を後ろに倒すようにするとやりやすくなるはずです。

よりダイエット効果を高めたい場合は、時間をきめて一日に数回行うように習慣化させたり、回数を増やしたりしてみてください。

また、慣れないうちは脚を勢い良く上下に動かすよりも、一回の動作を丁寧に行なって、お腹の筋肉がしっかり使われていることを意識することがポイントです。

 

③ 上体を倒す運動

次は、上体を倒すことで腹筋を鍛えるダイエット運動です。前や左右、斜めに体を倒すことで、まんべんなくお腹周りを鍛えることができるので、お腹の贅肉をとるだけでなく、クビレをつくりやすくなります。

  1. イスに姿勢よく座る
  2. 両手をクロスさせて肩をもつ
  3. 上体を「前」に倒したら、もとに戻す
  4. 上体を「右」に倒したら、もとに戻す
  5. 上体を「左」に倒したら、もとに戻す
  6. 上体を「斜め右」に倒したら、もとに戻す
  7. 上体を「斜め左」に倒したら、もとに戻す

上体を倒すときは、お腹を凹ませながら行なってください。前・右・左・斜め右・斜め左の動作はそれぞれ数回繰り返しましょう。ゆっくりと上体を倒すことで、しっかりと腹筋が使われていることを確認しながら行うことが大切です。

 

④ 脚と腕を使った腹筋トレーニング

次は、脚と腕を使ったお腹痩せの運動です。かかとを上げることで足が持ち上がる力と腕でその足を抑える力によって腹筋が鍛えられます。あまり腹筋を使っている感覚にならないエクササイズですが、やってみるとしっかりお腹に力が入っているのが分かると思います。

これまでの座りながら行うダイエット運動よりも動きが小さいので、会社や学校、電車やバスなどでもこっそり行なえます。時と場所を選ばすに腹筋トレーニングができるのは嬉しいですね。

  1. 姿勢良くイスに座る
  2. 左足のかかとを上げる
  3. 左手で 左足を下に押す
  4. しばらくキープして、力を緩める
  5. 右足のかかとを上げる
  6. 右手で 右足を下に押す
  7. しばらくキープして、力を緩める
  8. これを、左右3セットずつ行う

最初は、お腹に手を当ててきちんと腹筋が硬くなっていることを確かめてください。手と足で押し合うときは、肩などに力が入りすぎないように、無理のない自分に適した力で行いましょう。

 

⑤ 三角座り(体育座り)運動

今度は、床に座りながら行うお腹痩せダイエットです。三角座り(体育座り)をしてから、上体を後ろにできるだけ倒してキープすることで、腹筋をしっかり鍛えることができます。

  1. 床に座る
  2. 足を肩幅に広げて、ひざを立てる
  3. ひざの上に手をおく
  4. 上半身を後ろに倒す(手とひざが離れないように)
  5. これを、5秒間キープ
  6. この運動を5回繰り返す

上半身を倒すときは、お腹を凹ませて腹筋を意識します。出来るだけ倒れないギリギリまで上体を倒すことがポイントです。

このエクササイズは、寝転んでからやる一般的なお腹の筋トレよりも簡単に行なえるので、普段あまり運動をしないような腹筋が弱い人にもおすすめです。 TVを見ながらでも手軽にできるダイエット法なのでぜひ試してみてくださいね。

 

⑥ ヨガ(船のポーズ)

次も、床に座りながらできる運動です。お腹のシェイプアップに効果的なヨガのポーズ(船のポーズ)をとることで腹筋を鍛えることができます。

このポーズは、ふとももの裏側に両手をそえたら、足を上げてお尻だけでバランスをとる必要があるので最初は難しいかもしれません。でも、慣れてくると無理なく姿勢をキープできるようになってくるのでぜひ挑戦してみて下さいね。

  1. 床に座る
  2. 足を肩幅に広げて、ひざを立てる
  3. 両手をふとももの裏に添える
  4. 足を床から離す
  5. バランスをとりながら、足を伸ばす
  6. これを、20秒キープ
  7. この動作を2~3セット行う

足を上げてバランスをとる時に、肩や腕に力が入ったり、背中や腰が丸まったりしないように注意してください。自然な呼吸を心がけてリラックスしながら行なうことが大切です。

もしも、足を伸ばすのが難しい人は、ひざを曲げた状態でキープしてもOK。ウエストだけでなく、太もも痩せの効果もあるので下半身太りが気になっている人にも最適です。

まとめ

お腹のたるみやポッコリお腹が気になっても、なかなか筋トレなどの運動を本格的にするのは難しかったりしますよね…。

座りながらダイエットは、過度に運動を意識することなく、ちょっとした時間に手軽に行なえるエクササイズです。ぜひこの機会に、仕事や家事、お勉強の合間の気分転換として取り入れてみてください。

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