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もやし一週間生活!痩せる効果&栄養 – 食べながらダイエット14

もやし一週間生活!痩せる効果&栄養 – 食べながらダイエット14

もやしは、カロリーコントロールによるダイエットの王道的な食材。低カロリーで安く、調理しやすいので、お腹いっぱい食べながら痩せるにはピッタリの食べ物です。

でも、単にカロリーが低いからダイエットに理想的というだけではないんです。もやしは、痩せる体づくりに欠かせない栄養がたっぷり含まれていて、ダイエットを効果的にサポートしてくれます。

今回は、もやしを食べながらダイエットするための効果や食べ方についてご紹介。まずは一週間、もやし生活を始めてみてはいかがでしょうか。

もやしダイエットの痩せる効果&栄養

もやしが低カロリーな野菜だということは良く知られています。カロリーは100gあたり14kcalくらいなので、一袋では34kcalくらい。ダイエット時の食べ物としてとても人気があるのも頷けますね。

でも、もやしにどんな栄養が含まれているかまで知ってる人は多くないと思います。もやしの栄養には、どんなダイエット効果が秘められているんでしょうか。

① 食物繊維たっぷり

もやしは「食物繊維」がたっぷりです。その量は、大豆もやしの場合、100gあたり「レタスの2倍」も含まれていると言われています。

さらに、もやしの食物繊維は「水溶性」と「不溶性」の両方が含まれています。

不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を吸収することで膨れるので、満腹感が得やすくなったり、腸のぜん動運動を活発化させたりする効果があります。そのため、食べ過ぎの防止や老廃物の排出によるデトックス効果が期待できます。

一方、水溶性食物繊維は、腸内で善玉菌のエサになって腸内環境を整えたり、糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急激な上昇を抑えたりする効果があるので、健康的な腸内環境づくりや脂肪の蓄積の抑制に役立ちます。

腸内環境を整えるには、この2つの食物繊維を一緒に摂ることがポイント。つまり、もやしは便秘解消にぴったりの野菜というわけです。

※便秘がつづくと、腸内で余分な脂分を吸収しすぎたり、代謝機能が低下したりすることで、痩せにくく太りやすい体質になります。

② ビタミンが豊富

もやしは、ダイエットだけでなく私たちの健康維持にも重要な栄養素として知られる「ビタミン」が豊富に含まれています。

ビタミンB1

ビタミンB1は、食事で摂取した糖質を効率的にエネルギーに変えるときに役立ちます。つまり、糖質代謝に効果的な栄養素なんです。

通常、糖質は分解されてブドウ糖になると、血液に乗って全身をめぐりエネルギー源として使われます。しかし、炭水化物(糖質)を摂りすぎると、ブドウ糖が体内に増えすぎてしまって、脂肪として溜め込まれることに…。

ビタミンB2

ビタミンB2は、皮膚や髪、爪などの再生にかかわる栄養素ですが、「脂質の代謝」にも重要な役割をもっています。脂質は体内の酵素によって分解されますが、このとき必要になるのがビタミンB2なんです。

さらに、ビタミンB2には、血行障害を引き起こす過酸化脂質を分解する働きもあるので、血行不良による代謝低下の予防効果も期待できます。

ビタミンB6

ビタミンB6は、タンパク質がエネルギー源になることをサポートする働きがあります。タンパク質は、筋肉の元になる栄養素なので、筋力アップによる代謝機能の向上に役立ちます。

また、ビタミンB6は、肝臓での脂質代謝にも使われるので、「脂肪肝」の予防としても効果的です。最近飲みすぎてるなぁ…なんて人にもおすすめの栄養素です。

③ カリウムでむくみ解消

もやしには、「カリウム」が含まれているので、体内の余分な塩分を排出して「むくみ」を解消してくれる効果があります。

塩分の摂り過ぎなどで体内のナトリウム濃度が高まってしまうと、私たちの体はナトリウム濃度を下げようとして水分を溜め込むので、むくみが発生します。

男女ともにカリウムの摂取量は年々減っていて、さらには現代の塩分の多い食生活により、カリウム不足の人が増えているので気をつけたいですね。

一週間もやしダイエットのやり方

もやしダイエットを成功させるには、正しいやり方を実戦しましょう!もやしだけを食べるようなダイエット法では、栄養の偏りやリバウンド、挫折などの原因になるので控えてください。

  • 1日3食のうち、1食だけ「もやしを主食」にする
  • 最低でも、一週間はつづける
  • おかずは、栄養バランスを考えたメニューで
  • 置き換えは、「夕食」のときがベスト

主食をもやしに置き換えることで、ご飯やパン、麺類などの炭水化物が多い食べ物を減らして、糖質や摂取カロリーを抑えることができます。

また、夕食時にもやしに置き換えることで、もやしダイエットの効果がより高まります。夜は、お風呂に入って寝るくらいで、朝やお昼の活動量に比べて、極端にカロリー消費が減ります。そのため、夕食時に糖質を控えることで、脂肪がつくのを予防しましょう。

逆に、カロリー消費量が増える朝やお昼には、しっかり食べてエネルギー補給するようにしてくださいね。

まとめ

もやしダイエットは、1食の主食をもやしに置き換えることで痩せる方法です。いくら低カロリーで栄養豊富なもやしとはいえ、偏った食事制限として取り入れるのは止めてください。

リバウンドしたり体調を崩したりしない「健康的なダイエット」を行なうには、必ず1日3食きちんと食べて、しっかりと栄養補給することが大切です。食生活に上手に「もやし」を取り入れて、失敗しない食べながらダイエットを行なってくださいね。

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